糸始末な日々_糸のゆくえ  Thread & Yarn Handing Days_ to the future

殿内みつ子さんの展示会に行ってきました。
昔〜の毛糸だまで風工房さんが編物番付なんてしていて、その頃横綱、そして親方まで昇進した方です。
まだ毛糸だまが月間だった頃ですね。
たしか親方は殿内さんとこがゆきおさんでした。
こがさんがアイデアで作れるもととしたら、殿内さんは色で直球勝負の方でした。
色の使い方、形の(パーツが組み合わされて身頃とか作ってそれからセーターなどができている)使い方が絶品でした。
たまたま思い出してネットで名前検索したら出てきたんですね、「殿内みつ子」さん。
絶対出かけるぞと指折り数えていたのでした。


前置きが長くなった。
またも「ガッツーン」と衝撃です。
色と形が抜群なのです。
この形のこの色がここにあることでこの物を形成しているのです!っていう作品。
少し殿内さんともお話しすることが出来ました。
「同系色で作ってもこれはここには不必要だとおもったら削っていく」
「置いて写真を撮って、それから繋ぐ、じゃないと勝手に動いていってしまう」
色や形が氾濫しているのに洪水にはなっていなくて、ちゃんと世界を作っている。
是非是非!足を運んでください!
日本にもこんな方がいるのだ、すごいぞ!
それも今なら生で見ることができるのだ。
ravelryでショックを受けていましたが、実物を見ることは衝撃的でした。
銀座のワコールギャラリー(地下鉄の日比谷かJRの有楽町が最寄り駅)
明日12/15までです。
是非是非!