国展とルーブル美術展(in新国立美術館)

で、昼過ぎには織ることに嫌気がしてたし、雷も雨も止んだので、乃木坂に。
国展が民芸運動の流れとは知らなかった。
上に書いた木喰上人も民芸の流れからの発掘(って書き方でいいのかなぁ)で見出されていたのだ。
絵画が「ルックアットミー!!!! 」って叫んでいるようで気持ち悪くなって早々に退散。
彫塑と工芸はホッとする。
織りって極論は経と緯の糸でできているのだけど、それをどう見せるか、獣毛を使って表すためには何をすればいいのかって思った。
経緯しかないのになんであんなに表現できるのかねぇ。
そのあと、阿修羅を見に行こうと思ったのだけど、移動が面倒になってルーブルへ。
「子供」をテーマにしてあって見やすく展示されてた。
キュレーターって凄いな。
ルーブルには行ったことは有るのだけど、その時はエジプトとギリシャの時代しか興味がなかったので、他の展示物はあまり心に残るところがない。
まあ、あまりにも広くて漠然としか見てないっとも言うけど。
展示の中に、子供のざっくりとした織りのチュニックがあって、それにハートが織り込んであって、すっごく可愛い。
いつの時代でも、大人は子供が可愛く、健やかであって欲しいのだね。
展示内容には色々な意味合いがあったのだけど、やっぱり子供は子供だっていうだけで偉大だって言うことかな。
と、昔子供だった私は思う。