ジャーミラの青いスカーフ

ジャミーラの青いスカーフ

ジャミーラの青いスカーフ

児童書なので物語自体は単純明快。
(以下、AMAZONから)
イスラム教徒である作者が、アフガニスタンで実際に起きた事件をもとに、9・11以降の混乱、貧しさ、封建的な慣習、都市の西洋化、道徳の崩壊、信仰のゆらぎ、アメリカの援助の功罪、一方で信仰、人情、友情などを社会の内側から描いた力強い感動作。


アフガンの田舎に住むジャミーラ(美しいって意味)は戦争ので体を悪くした母親を亡くすところからはじまります。
他所から来た父親と共に町にでて暮らし始めるけど父親って言うのが女も生活もだらしなく、再婚した継母のためにジャミーラを町に捨てます。
その後、孤児院に引き取られ…
ここから先はそれなりに幸せな道が開けていくんですけどね。
それよりも。
なんでジャミーラって卑屈な女の子なんでしょ。
敬虔なるイスラムの女性ってそんな感じなのでしょうか???
顔に生まれ持ってのコンプレックスがあるからでしょうか。(これは中盤でなくなるんですが)
初めてイスラム教を知る子供にはいいかもしれない。
様々な人(宗教)があるってことを知るにはいい本かも。
児童書だし〜。
信念を通せば幸せがまっているのです。
ああ、児童書だ。


でも、イヤーな大人になってしまった私は、父親に売春宿に売られてしまうんじゃないかとか、強姦されるんじゃないかとか、ヤク漬けにされてしまうのではいかとか、いらぬことばかり考えてしますのでした。
もうちょっとまともな、可愛い本読もう。
猟奇ものばかりじゃなくて、反省。