眠いのだよ、孔明君

泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部 (文春文庫)

泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部 (文春文庫)

(先週のことではあるけど)やっと読み終わった。
なんだか時間かかったなぁ。
長阪坡(チョウハンハ)の戦いがこんなに長く描かれるとは思いもしなかった。
一体いつになったら赤壁までたどり着くんだろう…
一体いつになったら酒見さんの文体に慣れるんだろう。
多分、いったりきたりで2冊分くらい読んでると思う。


とは書きつつも面白いのは絶対です。
掘り下げ方が絶妙。
三国志演義)で簡単に書かれている文を説明やら解説やら毒筆で伸ばす伸ばす。
こんな情けない劉備(忍びないっていつも泣いてる、それも号泣、池できそう)ってありでしょうか。
ただ、すんばらしいのは脇を固めている幹部連中よね、頭が悪そうだけど。
(ああ、こんな武将が今の首相の回りにいれば…っていっても劉備はいつも負けてるし、だめか)
やっとを読み終わったんで、レッドクリフのパート1の中国語バージョンとDVDのおまけ解説(スピードワゴンと監修した大学の先生)を続けてみた。
酒見本読んでいたおかげでこの解説がすご〜く面白かったわ。


サイモン・アークの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)

サイモン・アークの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)

今はこれ読んでる。
読みやすいわぁ。
(酒見さんの周公旦を読もうと開いたけど、読むと眠くなるので進まない…)