太鼓のお披露目

ことしは残念な事にお祭りが中止。
震災前には太鼓の練習が始まっていたのだけど、一時中止で5月に入ってまた再開。
せっかく練習したのだから町会の方たちがと御みこし、山車をだしてくれ、笛の音にあわせてお披露目をしてくれました。
ちび達…やっぱり忘れてます、ははは。
来年は力いっぱい叩いてくれ!

山車の上だからこんなアップではなかなか見れない、かんこどり。

諫鼓鳥(かんこどり)
閑古鳥と違います。
「諫鼓苔深うして鶏驚かず」
中国の伝説の君子が、自分が政を誤り人民を苦しめる事があったら、この太鼓を叩いて私を諫めるようにと城門の外に太鼓を設置した。
しかしそれだけの気遣いのある人だったので、世は丸く治まり、長い年月を経て太鼓は深く苔むし、鶏の遊び場になっていたという。
それ故に諫鼓に鶏の遊ぶ様を「諫鼓鶏(かんこどり)」と称し、天下太平の象徴として山車飾りなどに用いられるようになった。

早く天下泰平になりますように。