ミムス―宮廷道化師

ミムス―宮廷道化師 (Y.A.Books)

ミムス―宮廷道化師 (Y.A.Books)

やっと、読み終わりました。
(実はかなり前ですが…)
図書館で借りて読まないまま時間切れで一回返して、またも挑戦。
半年も前の事でした。
内容は敵対国に王様一同とその王子が捕らえられ、王様達は地下牢、王子は宮廷道化師(ミムス)の弟子(チビミムス)となります。
そこで厳しい練習をしながら、王子は勝機を待つのですが…
道化師は獣と同じ扱いだし、食事は日に1度。
王様のご機嫌取りができれば食べ物を与えてもらえるけれど、逆だと地下の折檻部屋で鞭打ち。
ローズマリ・サトクリフか佐藤健一の本にもそんな感じの吟遊詩人がいたなぁ。
王子の機微よりなんでミムスがミムスになったかの方が面白かった。
とにかく、一気に読みました。
でね、もし、表紙が、こっちだったりこっちだったら読まなかったかも。
表紙、裏表紙ともに魅力的。
訳も良いです、ザレ歌の韻なんて上手だって思った。(でも、日本にいない日本人なのかな〜?)